アトピー性皮膚炎のケア


アトピー性皮膚炎の症状と対策にを紹介します

●アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は子どもに多い皮膚の病気で、アトピー体質、あるいはアトピーの素因を持っているところに、さまざまな刺激が加わって症状が出てきます。

湿疹は強いかゆみが持続し、かくことによって悪化していきます。本人に食物アレルギーやダニアレルギーがあることが多く、また両親や兄弟同じような体質がある場合が多いです。

●アトピーの症状
アトピー性皮膚炎の症状は年齢によって違います。

それは年齢によって皮脂の分泌が異なるためで、生後2〜3カ月ごろから1才ごろまでの乳児アトピー性皮膚炎は、顔や頭、耳などにジクジクとした湿疹が出ます。

これらの症状は脂漏性湿疹とよく似ていますが、アトピー性皮膚炎の場合は、ひじや足首などの関節の部分に湿疹が出たり、耳切れといって耳のつけ根がただれて切れたような症状が特徴的。

2〜10才ごろは、手足の関節の内側や首、耳たぶなどにカサカサと乾燥した鳥肌のような湿疹が出ます。

この時期のアトピー性皮膚炎を幼小児アトピー性皮膚炎といいます。

●季節の影響
夏場は皮膚の化膿や汗、虫刺されによる刺激でジクジクしやすく、冬場は空気の乾燥によって、カサカサし、かゆみも強くなります。

アトピー性皮膚炎の場合、特に冬場に悪化することが多いようです。

●アトピーの原因
アトピー性皮膚炎は1才前に発症することが多く、0〜1才までは食物アレルギーが、症状をより悪化させる原因になることがあります。

原因になる食物として、0才では卵、牛乳、小麦、大豆などが代表的。

疑いがある場合は、小児科か皮膚科で血液検査だけでなく、皮膚で食物アレルギーの検査を受けて、医師の指示に従いましょう。

●アトピーのケア方法
皮膚を清潔に保ち、薬を正しく塗る、が基本。

原因となる食物がはっきりし、除去する必要があると判断された場合は、その食物を食べないようにします。

そして、処方された薬を正しく塗ることが大切。

アトピー性皮膚炎は体質なので、長期の治療が必要です。焦って極端な治療に走らず、気長にケアを続けるしかありません。

TOPへ

(C)AMUZENET