母乳の量 [5〜12ヶ月]


母乳のメカニズムと与え方についての正しい知識を学びましょう

●5〜12ヶ月
離乳食が始まったら、おっぱい・ミルクの量は離乳食との関係が大切になってきます。

最初は、まだ栄養の主体はおっぱい・ミルクですが、離乳食が2回食、3回食と進んでいくにしたがって、徐々に離乳食の栄養のほうが主に移行していきます。

離乳までの進み方は、個人差が大きいので、情報にそのまま従うのではなく、その子のペースに合わせることを常に心がけてください。

離乳食の量、おっぱい・ミルクの量、どちらも赤ちゃんの様子を見ながら、欲しがるだけあげてください。

★POINT
離乳食の進み具合

離乳食と授乳のバランスのとり方には、ある程度の目安があります。

食欲はひとりひとり違うので、おっぱい・ミルクを飲む量が目安と違っていても神経質に考えてはダメ。
◆回数の目安◆
ゴックン期(5ヶ月〜6ヶ月)
┣離乳食の回数:1〜2回
┗オッパイ・ミルクの回数:3〜4回
モグモグ期(7ヶ月〜8ヶ月)
┣離乳食の回数:2回
┗オッパイ・ミルクの回数:3回
カミカミ期(9ヶ月〜11ヶ月)
┣離乳食の回数:3回
┗オッパイ・ミルクの回数:2回
パクパク期(1歳〜1歳6ヶ月頃)
┣離乳食の回数:3回
┗オッパイ・ミルクの回数:1日300ml〜400ml

★POINT
機嫌

いちばんチェックしてほしいのが赤ちゃんの機嫌。

おなかがすけば赤ちゃんは自分からサインを発します。

昼間よく笑って元気に遊んでいるかどうか、これを食欲が満たされているバロメーターととらえてください。

★POINT
体重の増えかた

この時期は運動量も増えるため体重の増え方は低月齢のころと比べて緩やかになります。

1カ月単位ではかってみて、先月よりも増えているか確認するくらいでいいでしょう。

病気をしたわけではないのに、急に体重が減った、少しずつ減っている、という場合には要注意なので専門家に相談を。

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