断乳の方法
●いきなりの断乳はトラブルの元
断乳したお母さんを見ていると、意外に多いのがいつのまにか出なくなって終わっちゃったタイフが多いです。
あとは断乳して乳腺炎を起こしてしまうようなタイプ。
断乳で乳腺炎になるのは、いきなりやめようとするのが原因です。
赤ちゃんに成長発達があるように、ママの暮らしのリズムにも成長発達があります。
きちんと断乳計画を立てていきましょう。
◆いい断乳の流れ◆
飲ませる時間を減らしていく
1回に10分あげていたなら5分にするなどして時間を減らすことで、赤ちゃんが飲む量を少しずつ減らします。
おっぱいを全部吸い出さないことで、徐々に分泌を減らす作用を発生させます。
回数を減らしていく
時間を減らしたら2〜3日様子を見て、赤ちゃんが平気そうにしていたら、次は回数を減らします。
朝昼晩とあげていたなら、朝晩だけにします。
もし、おっぱいを欲しがって泣いたときは、外に連れ出したり、牛乳やお茶、おやつなどで気をまぎらわせて乗り切ります。
3日間与えない
3日間、おっぱいを飲ませずにためます。
夜寝る前に泣き叫んでも、絶対にあげてはいけません。
これを乗り越えれば、赤ちゃんはあきらめることが多いようです。
もちろん、おっぱいのかわりに哺乳びんでミルクを与えたりはしません。
おっぱいのケア
3日間を乗り越えたら、あとはママのおっぱいケア。
ようやくここで排乳をして、乳管口の詰まりを取ります。
そして5日〜1週間、出さずにためます。
排乳して乳管口の詰まりを取り、今度は1カ月ためて排乳というのを3〜4回繰り返して終わりです。
◆いつやるのか計画的に ◆
3日間はまったく排乳できず、かなり辛いとき。
おっぱい大好きな子なら3日3晩泣き続けられる場合も。
家族のフォローは必須です。
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