カミカミ期(9ヶ月〜11ヶ月)


離乳食の与え方について紹介します

歯ぐきでつぶして食べるようになり、離乳食が栄養のメインに。
◆そしゃく機能◆
つぶす力はまだ弱いけど、大人とほぼ同じかみ方になってきます。

舌でつぶせない食べ物は口の中で左右に寄せて、歯ぐきでつぶして食べられるように。

また前歯でのかじり、一口の量を学習します。
◆食事回数◆
3回の食事をベースに、生活リズムを整えて。
食事のリズムを大切にして1日3回食に進めていきます。

大人と同じ食卓を囲んで、一緒に食べる喜び、楽しさなども体験させてあげて。
◆形状◆
指でつまんでつぶせるバナナぐらい。
歯ぐきでラクにつぶせるかたさ、目安はバナナを指でつぶした感じ。
◆量◆
母乳やミルクより離乳食から栄養をとるようにします。

栄養の割合は、離乳食と母乳・ミルクで6対4ぐらい。

日によって食べたり食べなかったりすることもよくありますが、あまり神経質にならないで。

この時期の1回の目安量は、にんじん30g、豆腐45g、みかん10g、軟飯80gです。
◆この時期の赤ちゃんの食べ方◆
舌は前後・上下に加えて、左右にも動かせるようになります。

手を使って食べようとするので、手づかみ食べしやすいものを用意してあげましょう。
◆カミカミ期Q&A◆
スプーンを持ちたがるけど、まだうまく使えません。まだスプーンは早い?
スプーンをじょうずに使えるようになるのは2才ぐらい。

まだ上手に使えなくて当たり前なので、持たせたまま、ママが離乳食を食べさせてあげましょう。

大好きなものを急に食べなくなりました。なぜ?
味に飽きたのかもしれないし、それからとる栄養素は今は十分というサインかも。

タほかの栄養素を含む食品をあげて、しばらくしてからまたあげてみましょう。

3食になって同じメニューを続けていると、ステップアップも遅れる?
同じ素材で同じ味つけではなく、同じ素材でも味つけを変える、たとえば和風を洋風、中華風に変えるなど。
新しい素材を1つ加えるだけでも、メニューに変化がつきますよ。


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