パクパク期(1歳〜1歳6ヶ月頃)
歯ぐきがかたくなり噛むのもじょうずに。大人からの取り分けも。
◆そしゃく機能◆
いろいろな食べ物を与えて、「噛む力」を育ててあげます。
舌が自由に動かせるようになり、か歯ぐきでかんで食べるようになります。
◆食事回数◆
大人と同じ時間で3食。軽いおやつも。
大人と同じ時間帯で食事をします。間に軽いおやつをあげてもOK。
◆形状◆
ハンバーグをつまんだぐらいの弾力が目安。
噛む力も強くなってくるので、ハンバーグぐらいのものが食べられるように。
◆量◆
栄養の75〜80%を離乳食からとるように。
食後の母乳・ミルクは減っていき、栄養の75〜80%は離乳食からが目安。また1才を過ぎたら牛乳を飲ませてもOKです。
この時期の1回の目安量は、にんじん35g、豆腐55g、みかん15g、ごはん80gです。
◆この時期の食べ方◆
口や舌の動きは大人と同じ。ただしつぶす力はまだ大人ほどは強くありません。
自分で食べたいという欲求が強くなり、スプーンを使い出して、すくって食べたりしたがります。
◆パクパク期Q&A◆
一度に口につめ込みすぎて、よくむせています。適量はどんなふうに教えればいい?
むせたりしながら自分で適量を覚えていくものですが、事故のないよう気をつけて。
前歯でかみ切ることで適量を覚えるので、前歯でかみ切る必要のある食べ物を与えるのもよいでしょう。
同じ月齢の友だちのようにコップで上手く飲めません。まだ哺乳ビンでもいい?
子どもの顔を下に向かせて、コップのふちを唇につけて傾けて飲むような練習をしてみてください。
少しの練習で上手に飲めるようになります。小さめのコップで練習するとスムーズです。
おっぱいを卒業し離乳食も順調ですが、フォローアップミルクも牛乳もほとんど飲んでくれません。
料理やおやつで乳製品を使ってみましょう。
牛乳にココアなどを混ぜ、風味を変えるのもおすすめ。
ちょっとずつ慣らしていく感じで牛乳の美味しさを教えましょう。
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