吃音(きつおん)


3歳〜5歳頃の日常生活に関する悩み対策を紹介します

●吃音(きつおん)
いわゆる、「どもり」という状態です。

■症状
話すとき、最初の音を繰り返したり、音を伸ばしたりします。
発声が困難なときは顔をしかめたり、体を動かすなどのしぐさをすることもあります。

発症は2〜3歳頃が多いです。

■原因
話をしたいという意欲が盛んな時期に発音しにくい言葉があって言葉に詰まることや、左利きを無理に矯正したりといったことがきっかけで発症します。

■治療
幼児期の吃音は、ほとんどの場合病気ではなく、対処を誤らなければ自然に治ります。

叱るのは絶対にダメ。
一過性の吃音を気にしすぎて叱ったりして、本人も気にするようになったら話すことに緊張してさらにどもる、または話さなくなるといった悪循環が起こり、真性の吃音になる場合があります。

この子の頭の中には話したいことが豊かにあるのに、発声の経験が少ないためにそれが追いつかないだけなんです。

精神的な原因である場合は、原因となっているストレスを軽減させてあげる努力をしましょう。

学童期になっても治らず、本人が気にしたり学業に影響がある場合、専門家に相談してみることをおすすめします。

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