愛情不足が原因?


親子関係、うまくいかないときの処方箋

「親子関係が育っていない」といえば、真っ先に思い浮かぶのが、「親の愛情が足りない」とか、「親の育て方が悪い」とか理由です。

そのため、まず真っ先に責められるのは、お母さんだったりします。

確かに、愛情不足だと親子関係は進んでいきません。

でも、逆に、「もともと親子関係が育ちにくい子だと、お母さんがいくら努力しても、愛情を持ちにくくなってしまう」ということもあるのです。

赤ちゃんができたからといって、それだけで「わが子がカワイイ!」という気持ちが湧くわけではありません。

生後6ヵ月もすると、赤ちゃんは、お母さんがあやすとカワイイ笑顔を見せてくれるようになります。

こういう両方向の気持ちのやりとりがあるからこそ、相思相愛の関係が深まっていくのです。

ところが、あやしても、笑顔が返ってこない赤ちゃん、ママがいてもいなくても、あんまり関係なさそうな赤ちゃんだとしたらママが寂しくなるのは当たり前です。

そのような場合は、お母さんの愛情以前に、赤ちゃんの側に「親子関係の育ちにくさ」があるのです。

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(C)AMUZENET