子どもへの叱り方
子供の叱り方は、しつけを考える上で非常に大切です。
本当ならば、怒鳴ったり、厳しい口調で叱るのではなく、優しく諭すようにするのが良いのですが、そうもいかないのが現実。
親だってイライラするし、時には八つ当たりのようになってしまうこともあります。
特に2歳程度の子供の場合は、反抗期ですので、親の言うことを無視したり、「ヤダ」の連発、気に入らないと泣きわめくことも。
こういう時、親としては大声をあげたくなる気持ちもわかります。
しかし、実は大声で怒鳴っても、子供は恐怖を感じるだけで「しつけ」にはなっていません。
●効果的なしつけ
叱るということは、してはいけないことを分からせたり、相手をコントロールするために行います。
では相手をコントロールするためにいちばん効果的なことは何か?
実は「無視をすること」なのです。
子供も、よく親を無視したりしますが、これは、親を自分の都合のいいように、コントロールするためなのです。
「もう好きにしなさい。おかあさん知らない。」と無視を決め込むと、必ず子供から寄ってきます。
もしくは一人でさっきまで注意されていたことをし始め、急にお片づけをしたりと、良い子になるのです。
ただし、毎回毎回この手を使っていると、そのうち慣れてしまいますので、色々なパターンを用意しておくと良いでしょう。
もうひとつの手として、お友達の名前を出して、「○○ちゃんはきちんとできているよ。だからやってみようね」と比較してみせるのも良いでしょう。
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